こんにちは。

先日の群馬2連戦を終えて、次のレースに向けてのトレーニングを開始しております。

群馬CSCで行なわれた、JPT東日本ロードクラッシックは1日目28位、２日目13位で終わりました。

両日共に勝ち逃げには乗れず、メイン集団でのゴールとなりましたが、２日目は広がり過ぎたタイム差をイナーメメンバーがコントロールして、できる限り詰め、最後は自分がメイン集団から抜け出し2名ほどに交わされながらも13位でゴールしました。

と、言うのも、レースそのものの勝負という点においては、後方に取り残された時点で終わっていましたが、我々イナーメにはもう一つの勝負がありました。

それは『僕がピュアホワイトジャージを奪還する』ことです。

もちろん、レースでの一番の目標は勝つことであり、当日もその為に作戦を考えて行動していました。しかし、力なく展開に乗れず、勝負に加わることはできませんでした。その為に、第二目標でもあったピュアホワイトの奪還にシフトして、チームが動いてくれました。

各方面でも写真を上げてくださる方が居ましたが、その写真通り、チームメイトが死力を尽くして牽引してくれました。まだまだ自分にも充分と言える力がない中、本当に全てをかけて前を引いてくれました。

その甲斐あって、最後集団が緩んだ隙に飛び出し、13位でゴールすることができました。もちろん、争っていたシマノの選手は、逃げにのるという仕事をした上で、遅れてしまっているので、その点では僕より遥かに評価は高いのは自覚しています。

しかし、今回チームとして念頭にあったタスクをクリアする為にとった行動なので、反省点はありますが後悔はしていません。

結果的に、思惑通りジャージの奪還に成功。皆んなの喜ぶ顔を見て、とても嬉しかったです。

本当に本当にありがとうございました。

ピュアホワイトジャージは取り戻す事ができましたが、レースをする以上、一番の目的はそれではありません。勝つ事がどう考えても一番であることに変わりはないので、次は勝ち逃げに乗ってレースそのものの勝負に加われるように、自分もチームもレベルアップしていけたらなと思います。

群馬を終えて、すでにトレーニングを再開し、気持ちは次へ向かっています。

明日から、長野でチームメイトと合宿を行ったりもして、コンディションを更に上げていきます。

今回の群馬で、改めて沢山の人に支えられているなと実感しました。メイン集団で脚を休めながら、前を引くチームメイトを見ていただけに、ゴール後にジャージを取り返したと知った時は泣きそうになりました。

今度は、勝って泣きそうになりたいですね。そうします。決して、今回もないてないですからね。

では、明日からも突っ走ります！

写真提供：三井さん