全日本選手権ロードレース

こんばんは。
全日本選手権ロードレースが終わりました。

まずは、全日本選手権に至るまでの経緯を少し。
まず、Tour de 熊野前に風邪をひき、熊野は走りきれず、翌週の那須もその影響から中途半端な形で完走も出来ず、このままではコンディションは下がる一方だと思い、那須から帰る車の中で飛行機を取り、翌日益田へ飛びました。

どうせ東京は雨だし、どうせ走るならコース走れたらいいなとふと思いつき、実に2週間弱前から現地入りしていました。
日々コースを使ってトレーニングができて、コンディションは上がり続けて、なんとかレースまでにコンディションを落とす前以上に到達することができたと思います。
ただの数値でしかないですが、パワーメーターの数値も各分野で過去最大を更新していたほどコンディションは良かったです。

コース的にも、自分向きであると思っていたので、心の底から勝つぞと思ってスタートラインに立ちました。

1周目は、21分台とそこそこ速いペースで進んだものの、自分的には登りも余裕で、平坦も楽に走ることができていたので、これは本当にいけるかも知れないと思い2周目に突入。

その2周目の最初の登りに入ったところで、チェーントラブルで止まらざるを得なくなり、そこで3分ほど止まってしまい、ニュートラルサービスの方々の懸命な復帰作業で復帰するも一人で3分を縮めることができず、3周目終了時にタイムアウトとなりました。

レース後、こんなにも虚無感を感じたレースは初めてでした。
思い返せば、こんなにも勝ちたいと思って挑んだレースも初めてだったかもしれません。
その背景には、日本選手権というレースの価値、自分向きのコース、来年以降のチーム探しなど、さまざまな理由が自分の中にはありました。
それらをひっくるめて、今日自分は全力を尽くせば勝てると本気思えるレベルまでは仕上げることができたのに...とレース後は思っていましたが、少し時間が経って考えてみると、勝った選手や上位の選手に対して、自分は何か足りなかったんだろうなと今は思います。強い選手が勝つ。そうなってよかったと思います。自分にはまだその資格は無かったのだと思います。

ロードレースは結果が全てなので、この結果を真摯に受け止めて、また走り続けようと思います。自分がこれ以上前へ進むには、何をどう考えても走り続けること以外にないですから。

沿道でのたくさんの応援ありがとうございました。恥ずかしい姿を見せる羽目になってしまいましたが、たくさんの「ともや~」という声援が聞こえて嬉しかったです。

最後に勝った石上選手、おめでとうございます!カッコ良かったです!



Tomoya Koyama

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